米ぬか酵素御前崎店 1月27日で1周年を迎えました。
おめでとうございます。
御前崎店と店主との最近までのストーリーを店主目線で勝手にまとめてみました。
お父様のご病気の事や御前崎店開業までの苦労については、御前崎店のブログにいつか書かれるかもしれないので、ここでは書くのをやめました。
あと、怒られると困るので数々のおもしろエピソードも書くのをやめておきました。
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店主が藤枝高柳店で研修している頃、熊倉さんのお父様とお母様が入酵にみえていました。
お父様は、当時住んでいた菊川市から藤枝高柳まで毎日入酵に通っていました。
店主が掛川に店を出す予定と知り、
通うのが楽になる。と、楽しみにしてくれたようでした。
2012年の秋頃、進んでいた店主の開業話が振り出しに戻ってしまいました。
その事を伝えると 、お父様はガッカリしたように 、
そうだなぁ。待てて今年の冬頃までかな。来年の4月までは待てないからな。
と、言われました。
その後、開業の話の進み具合は、店主自身もイライラする位のゆっくりしたスピードになってしまいました。
でも、焦っても仕方がない。出来る時が最良の時だ。
と、自分に言い聞かせていました。
酵素浴に通い始め、お父様は一時とてもお元気になられていたのですが、
その後病状が悪化し、2013年の4月を待たずに亡くなられました。
この時は、のんびりと準備を進めていた自分を猛烈に反省しました。
この出来事は、一生忘れられません。
2013年夏に掛川店がオープンしてからは、
熊倉さんのお母様=一緒に御前崎店をされている奥田さんが、バスと電車を乗り継いで御前崎市から掛川店に通ってくれました。
病気の家族を支えた家族の視点で、他のお客様にいろいろなお話をしてくれました。
主人が治療の真っ最中の時期は、今受けている治療が最善の方法だと思っていた。もっと早く酵素浴などの代替療法を知っていれば…。
と、話されていたのが印象的でした。
少し経った頃、子供さんの肌荒れが酷くなったと、
熊倉さんが幼稚園に通う子供さんを連れて来店されました。
子供さんは始めは酵素浴の匂いに驚いていましたが、
とても気に入ってくれた様子で、
今日もクサイお風呂に行く〜。
と幼稚園でも話していると聞きました。
熊倉さんが入酵している桶に一緒に入って、オモチャで遊んでいるという形での入酵でしたが、
短期間に集中的に来店され、肌荒れはすぐに落ち着いてきました。
そのうち熊倉さんのご主人も入酵されるようになりました。
時にはお兄さんやそのお嫁さんも一緒に来店されました。
家族みんなで毎週酵素浴。
米ぬか酵素浴の良さがわかり、本当に気に入ってくれているんだなあ、と思いました。
熊倉さんのご主人から、
宮ネエ(熊倉さんのご主人は店主のことをこう呼びます)、お店やるのって大変?
と聞かれることが何度かありました。
もし本気で開業を考えるようなら、説明や面談の場を設定することを伝えると、聞いてみたいとのこと。早速、本部にも連絡し、開業までの流れや資金のこと、米ぬか酵素グループのシステムについてのお話などをしました。
それから開業に向けて動き始めましたが、
やっぱり簡単にはいきません。
それでもいろいろな問題をクリアして、掛川店での研修に入りました。
研修の長さは各店舗それぞれですが、
熊倉さん達は、不安のないように長めの研修を希望されました。
熊倉さんはひと通りのことを半年かけて、
奥田さんはヌカをかけることを中心に開店前の1ヶ月間の研修をしました。
そして、一年前の1月27日に米ぬか酵素御前崎店をオープンされました。
時々、御前崎店で入酵させて頂くのですが、手入れや仕込みの丁寧さは研修の時と変わらず。
いつも、サラサラフワフワでヌカのダマも少ない。
慣れてきても手を抜かないところ、さすが!です。
店主も含め、辛い症状が米ぬか酵素浴で良くなった!という方が経営しているお店は多いです。
その中で、熊倉さん達のように治療中のお父様を支えていた家族としての視点はとても貴重だと思います。
最近は、アトピー性皮膚炎をもつ熊倉さんのお義姉さんが入酵され、良い方向に変化されています。間近で実際に見た症状の変化や効果的な入酵の仕方などお話してくれます。
御前崎店が一層盛り上がっていくように、掛川店店主も微力ながら応援していきたいと思います。
熊倉さん達に心配をかけないように、掛川店も頑張らなければ、とも思います。
これからも、協力し合いながら、楽しく営業していければと思っています。
皆様、よろしくお願いいたします。