父の訃報を知ったお客様の優しさに癒される日々です。
お通夜の日、自宅までお悔やみに来てくださった方。
お手紙をくださった方。
父を懐かしみ、母の事を気にしてくれる方。
ブログで知りました。と、
昨日はお花を届けに店に寄って下さったお客様がいらっしゃいました。
その暖かな心が嬉しく、もったいなく、
ありがたくて、ウルッとしちゃいます。
お客様の中には、若くして親御様を亡くされている方が何人かいらっしゃいます。
皆さん、気づかいながら、諭すでも励ますでもなく、
ご自分の体験を店主に話してくれます。
その、絶妙な距離の取り方がありがたいです。
皆さんが共通しておっしゃることは、
亡くなってから何年経っても喪失感があるし、思い出しては涙が出る。
親を亡くしたこの気持ちは、経験しないとわからないと思う。
と、いうこと。
本当にそうですね。
店主はこのお店を始めるまで、医療介護の現場にいましたので、
職業上、人の死に接する機会が多く、沢山の文献を読み勉強もし、理解したつもりでいました。
実際に自分が父の入院・死を経験し、
私、今まで、わかったつもりの頭でっかちだったわ!
と、思いました。
その、わかったような態度が、人を不快にさせた事があるかもしれない。
と反省しました。
経験しなければわからないことが、
世の中にはたくさんあることを知りました。
そろそろ、
自分なりに消化できたことから少しずつ、
ブログに書いていこうかと思います。