昨日はお施餓鬼供養のため、臨時休業を頂きました。
今年初盆を迎える親族の方達がたくさんいらしていました。
父が亡くなって少し経った頃
自分の中に今まではなかった、
なんとも言えない、
とても静かで、とてもとても冷たい部分ができ、
それが自分の大部分を占めている感覚でした。
この静かで冷たい感覚は少しずつ小さくなっていくんだろうけど、
これからの人生、自分はこれを抱えて生きていくのだな。
と思っていました。
父が亡くなって、もう少しで10ヶ月
今、その静かで冷たい感じはどうなったか。
すっかり消えてしまいました。
父がいない事にすっかり慣れたという訳ではありません。
父の事を毎日思いますし、
思い出してはクウーッと胸が締め付けられることがあります。
守られているような温かい気持ちになることもあり、
良いことがあれば、お父さんサンキュー!と思います。
まあ、お父さんがついてるから悪いようにはならないだろう。
と、楽観的に考える材料にしてみたり、
上手くいかないことがあると、
もう、お父さんしっかりしてよ〜。頼むよ〜。
と、自分の努力不足を父のせいにしてみたりもします。
父の事を思う気持ちは今後も変わらないし、
思い出しては胸が苦しくなることもあると思うけれど、
その回数もだんだん減っていくのでしょう。
人の気持ちは癒えていくし、変わっていくものなのだと、
父の死を通して、今も体験しています。