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米ぬか酵素浴で心も身体も健康に!|米ぬか酵素浴onka

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鬼軍曹、現る

2016年07月30日

3週間ほど前から、我が家に鬼軍曹が現れました。
鬼軍曹の正体は、母 ツネコ さん

鬼軍曹にしごかれているのが、父 タカチャ
パーキンソン病で内服治療歴12年。
最近は症状の進行と薬の副作用で生活の介助量が少しずつ増えていました。
酵素浴に1人で入るのが大変で、足が遠のいていました。
6月下旬の発熱&内服薬の変更をきっかけに、
副作用が バコーンと出て、
せん妄状態、嚥下困難で、食事も内服も出来なくなりました。
病院受診しましたが、担当医不在で対処できないということでした。

病院は頼れないのか…。
飲めないものは仕方がない。
薬を止めて様子をみる良いチャンスかもしれない。
でも、悪性症候群という副作用が出るのは困る。と悩んだ末、
ネオドパストンという薬だけ、なんとか内服して、脱水しないように注意しながら、
次の定期受診まで様子をみることにしました。(その後の受診で主治医と相談し、しばらくネオドパストンのみの内服にして、調子をみながら量を増減しながら2週間様子をみる事になりました。)

ムセがひどいため食事が摂れず、激ヤセのタカチャ。
訳の分からない事を言いだすタカチャ。
幻覚がある様子のタカチャ。
家の中の場所がわからなくなり、トイレと言いながら、玄関にいこうとするタカチャ。

薬が抜ければ落ち着いてくるから、それまでの辛抱だよ。
と言っても、
ああ、お父さんがかわいそう。頭だけでもシッカリして欲しい。
と、悲しむツネコさん。

幻覚は数日で少しずつ改善してきました。
食事も徐々に摂れるようになりました。
副作用が消えると、震えはほとんどないものの、
すくみ足、姿勢の悪さ、ヨダレ多さ、若干の鬱っぽさなどの症状が前面に出てきました。
すると、タカチャが徐々に甘えん坊タカチャに!(本人はそんなつもりはないんでしょうけどね。症状に波があり、できるくせに甘えてる!と思われてしまうのが、辛いところです。)
すると、ツネコがさんが鬼軍曹に変身。

生活全般の介助中に、
よろけて危ないからシッカリ壁に掴まっているように!と、
毎回怒る鬼軍曹。 

トイレの介助中に、頭の上にヨダレが 落ちてきた!と、
怒る鬼軍曹。

リハビリをやる気がない!と 怒る鬼軍曹。

朝夕の散歩の時に、
姿勢が悪い!足の上げ方が少ない!手の振りが小さい!
声を掛ければやるのに、すぐにやめてしまう…と嘆きつつ怒る鬼軍曹。

諸々用事を済ませ、ひと休み〜とソファーに座った途端、
用事を言いつけてくるからヤッキリしちゃう!
と怒る鬼軍曹。

タカチャもいい大人なんだからさ、
あんまり手や目をかけ過ぎない方がいいよ。
セッティングだけして、できるかどうかやってみて、できなければ手伝えばいいんだよ。
と言うと、
あんたは冷たいだよ!
と店主が怒られました。
(確かに、目を離しすぎて、いつの間にか畳の上で転んでいたタカチャに大きな声で呼ばれたことがありました。音も立てずに上手に転んだんですね、すごいじゃん。と、言っておきました。)

7月15日からは、ほぼ毎日酵素浴をしているタカチャですが、
介助が必要で、店内には介助する鬼軍曹の厳しい声が響いています。

ツネコさん、あなた鬼軍曹みたいよ。
と、何度も言っていますが、
あったりまえじゃん。
との事。

昨日、様子を見にきてくれて姉ヨシノさんも、

「ツネコ 鬼軍曹だね。」

やっぱり、同じ事感じたのねー。
そして、ヨシノさんは、自分の夫や子どもに対する声の掛け方を反省したそうです。
これから、ヨシノさん宅には、平和な時間が流れる事でしょう。
 
ここ数日はネオドパストンの内服も止めていますが、
昨日辺りから、タカチャに笑顔が見られるようになり、今日はトイレに1人で座れたらしい。

12年も薬を飲んできたんだから、そんなに簡単には良くならない。
小さな変化に一喜一憂しないようにしよう。
とにかく次の受診までのあと1週間、可能なら3ヶ月くらいは頑張りたいね。
と、家族で話しています。

1日のうち20時間くらい鬼軍曹に怒られているタカチャが、
反撃に出る日を楽しみに。
いや、どんなに怒られても全然気になってないみたいだから、反撃には出ないだろうな。

それよりも、
鬼軍曹が、
普通よりちょっと元気で
普通よりちょっと口が悪く
普通よりちょっとおせっかいな
おもしろいツネコさん
に、できるだけ早く戻れますように。

今日からキャンペーン

2016年07月23日

今朝まで、うっかり忘れていましたが、

今日から

祝3周年キャンペーンです。

お得な回数券を販売と粗品をご用意しています。 

期間は8月21日まで ですが、粗品はなくなり次第終了とさせて頂きます。

 

壮大な人体実験

2016年07月19日

米ぬか酵素に関わり始めたばかりの頃、
いろいろなお客様とお話をしている中で、
結構衝撃を受けた事の1つ。

病院で働いていた事がある自分の認識と、
患者さんという立場にある方との認識に差がある事。

例えば抗生剤の点滴について、

効かないから今度はこっちのに変えましょう。と言われた。
他の職業でそんなこと言ったら、ちゃんとやってよ!ってお客様にすごく怒られるよね。
多分効くだろう。でやられたら、たまったもんじゃない。

それを聞いた時、心の中で、

今まで考えてもみなかったけど、確かにそうだ。
でも、それは厳しすぎやしませんか?
だって、それ、病院では普通のことですよ。
みんな一生懸命やってますよ。

って、思いました。

この認識のズレは何だろう。

先日、図書館で借りた  患者必読  という本に書いてあった、

医療とは壮大なる人体実験である。

という言葉に、なるほど、これか。と思いました。
こういう考え方が、双方に欠けているんだな。

ある程度確立された治療方法だとしても、人はそれぞれ違うのだから、
どんな結果が出るかわからない。
人体実験に参加するかどうか。

参加する側は、その事を踏まえて自分で調べて自分で決める。
決めた後に決心が揺らぐのも仕方がないと思う。
命に関わることなんだから。

提供する側は、その事を踏まえて丁寧に説明する。
例えば、同意書にサインした後で、「家でゆっくり読んでね。」と、合併症や副作用の説明書を渡すのはやめて欲しい。できれば、参加する側の揺れも受け止めて欲しい。

そうすれば、患者側が感じる不信感や医療者側の虚無感が少なくなるのかなあ。
なんて事を、グルグルと考えています。
 

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